写真のあれこれを伝えるブログ

写真撮影にも意外と役立つ「陽転思考」という考え方

写真撮影は不測の事態の連続。いくら事前準備や計算をしても、意図する写真が撮れないことはよくあります。そんなときは潔く諦めてしまうのも一つの手ですが、「陽転思考」という考え方が備わっていると、不測の事態を生かした作品作りにつなげることができます。

今回は人生をより楽しくするための大切な考え方の一つである「陽転思考」について、写真撮影にどのように生かせるのか、実例も交えて紹介していきたいと思います。

陽転思考が写真撮影を変える

そもそも「陽転思考」ってどんな考え方?

僕の先輩ブロガーであるまねーとらべらーさんで紹介されていた人生を好転させる「新・陽転思考」という書籍で、陽転思考について書かれております。

 

陽転思考の根幹となる考え方は次の一言に集約されます。

事実はひとつ、考え方はふたつ

僕は冒頭で「諦めるのも手だが、不測の事態を生かした作品作りにつなげることができる」と書きました。

そう、「不測の事態」という一つの事実に対して、写真撮影を「諦める」という考え方と、不測の事態を「生かす」という二つの考え方があるということです。

起きている事実をどう受け止めるか…これは写真撮影にも生かせることなのです。(※実践例についてはこのあと紹介していきます)

写真撮影には様々な不測の事態が待ち受けている

写真撮影において不測の事態はよくあることで、いくら事前にしっかり準備をしていても起こり得ます。例えば次のようなことが挙げられます。

  1. 満開の花々を撮る予定が、強風や大雨などにより大きなダメージを受けてしまった
  2. レンズの焦点距離が被写体に対して短すぎor長すぎて、意図していた作品が撮れそうにない

天候なんかはどうしても変えることができない、典型的な例ですね。また、事前に調べていた情報を参考にレンズを選んだものの、思った以上に焦点距離が不足していたり長すぎたりすることも、写真撮影ではあるあるな話です。

陽転思考を生かすと、不測の事態も「良いこと」と思える

さて、本当に陽転思考は写真撮影に生かせるものなのでしょうか。トレーニングも兼ねて、実際に僕が陽転思考を生かして写真撮影した二つのケースを紹介いたします。

1. 満開のひまわり畑を台風が直撃した姿を生かす

見頃となった夏のひまわり畑は爽快な風景…しかしその一方で、台風シーズンでもあるため、ひまわりが満開になった途端に台風が直撃なんてこともしばしば。

2016年の清瀬ひまわり畑では、ひまわりフェスティバルが開催されて間もなく台風が直撃…。壊滅的な状況は免れたものの、多くのひまわりがなぎ倒されたり、下を向いたりしてしまいました。しかも、撮影当日はひまわりにはちょっと似合わない曇り空です。

普通に考えれば、こんな状況でひまわりなんて撮っても面白くないはず…さて、あなたならどうしますか?

20160828_Tokyo-Kiyose_IMG3701

PENTAX K-1 (105mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO200)

20160828_Tokyo-Kiyose_IMG3718

PENTAX K-1 (37mm, f/5, 1/100 sec, ISO200)

僕はこのとき「台風が来たことによって、散った花びらや数少ない元気な花を生かす良いチャンスだ!」と思うことができたのです。結果的に「台風でひまわりの状態は悪かったけど、今までと違った作品ができて良かった」ということになりました。

2. 焦点距離が足りず、花火が全部収まらないという状況を生かす

初めて撮影する花火大会ではよくある話。事前に入念な下調べをしても、いざ打ち上がってみないと実際の規模は正直なところ分からないものです。

2015年の長岡花火大会ではフェニックス席からフェニックス花火を撮影しましたが、全長2kmに渡って打ち上がる花火…広角レンズ(35mm版換算25.5mm程度)では明らかに焦点距離が足りない状況でした。

同じく2016年の常総きぬ川花火大会でも焦点距離が足りず、高さのある花火が収まらない状況でした。

できれば打ち上がる花火が全部収まれば最高ですが、それは残念ながら叶わない状況…。さてあなたならどうしますか?

陽転思考が生きた例① 長岡花火の名物、フェニックス花火は全長2kmに渡って打ち上がるモンスター級の花火…広角レンズでは全景は収まらないので、迫力を伝えることに徹しました。

PENTAX K-5 (17.01mm, f/11, 12 sec, ISO160)

20160811_Ibaraki-Joso_IMG3493_ig

PENTAX K-1 (28mm, f/11, 16 sec, ISO100)

僕はこのとき「写らない部分は思い切って捨てて、迫力ある花火写真が撮れるチャンスだ!」と切り替えました。結果的に「焦点距離が足りなくて、むしろ良かった」ということになりました。

陽転思考を生かせば、あなたの中の写真の世界が広がる

いかがでしたでしょうか。

日頃から陽転思考を実践することにより、事実をより良い方向で見ることができるようになれば、より良い写真撮影につなげることができることでしょう。(ちなみにどんな状況でも前向きにというポジティブシンキングとは異なりますので、その点はご注意を)

事実は一つ、考え方は二つ…ぜひ写真撮影にも陽転思考を取り入れてみてください。きっとあなたの中の写真の世界がぐっと広がりますよ!

 

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